おばちゃんナース


その看護師さんは50代のベテラン看護師Tさん。しかしベテランと言っても仕事は最低限しかせず、無駄話のおしゃべりがすごい!!

化粧が厚くて古い、老眼鏡を首からぶら下げてるが、度数が合っていないのか、「よくみえない・・・」と言っている。もちろんナースコールは出ようとしないタイプ。だからみんなからとにかく、夜勤は一緒にしたくないタイプと言われている。

そしてなぜか私は良く夜勤が一緒になる・・・そのおばちゃん看護師との準夜勤時。救急外来に盲腸の方の入院があり、どちらかが観ることになりました。

普通はその時の忙しさでどちらが入院をとるかは決まるのですが、おばさんナースは仕事が遅くて、「私はオペ後のガーゼ交換とかあるしなー」「オペ後の患者不穏だし~」と拒否的発言。(私の心の中、はいはい~)「私がとりますね」と一言。そして私、忙しさ倍増。手術の準備や、オペ室への申し送りその他いろいろ。

準夜勤には4時から、10時まで助っ人ナースさんが居るからまだ助かったものの。時間で点滴をする抗生剤や、追加の点滴用意も遅れ遅れ・・・でもおばちゃんナース、50代後半で夜勤をやってるのは大変だよな。とも思いますがね。

しかしナースコールくらい出てよー!!耳は正常でしょ!!そして、外科は、ほとんど夜勤体で入院が入ると必ず、時間以内には終わらない。申し送りをしてから、既往歴などの患者情報をきちんとまとめるなどの残った仕事をすることになる。そして、気づいたら夜中の3時。

やっと帰れるその時、そのおばさんナース夜勤時間外を稼ぐかのように、のろのろ仕事を終わらせて、時間合わせて一緒に帰ることになった。

その時、患者さんからの頂き物を入れる棚をおもむろに開けて「私、明日子供の野球当番で、お茶の用意しなきゃなのよねー。大変なのよ~野球の付き添いもね~夜勤明けは眠いのにね!コーヒー貰って行こう」とがっつりとお歳暮のコーヒーセットを持って帰っていった~~。

これには目がテン。手馴れてるからまたびっくり!!これは、病棟のお歳暮ですよね!?いつも色々貰ってるんだろうな。さすが、怖いものなしのおばちゃん。でも外科の夜勤はもう限界なんじゃないかな~。

しかし夜勤人数が足りないのも事実。どこも医師、看護師不足の現代。これでは質の良い看護なんてとっても無理だな~って思っちゃいます。しわ寄せは、患者さんに行く。患者さんに申し訳ないですね。

今日の部屋持ち:ポンちゃん

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